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きれいな部屋

マイホームを購入する際に、マンション(集合住宅)か一戸建てのどちらかを選ぶ必要があります。両者はそれぞれメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルや好みに合わせて慎重に選ぶことが大切です。住宅を購入する場合は、マンションと一戸建ての違いをきちんと理解しておくようにしましょう。

マンションのメリットですが、建物が鉄筋コンクリート造なので耐久性が高い・管理人が常駐していればセキュリティ面で安心・駅前の便利な場所でも割安価格で購入できる、などが挙げられます。鉄筋コンクリート造の建物の寿命は60年と長いため、中古マンションでも長い期間にわたり住み続けることが可能です。空間を利用するマンションは限られた土地でも戸数を増やすことができるので、地価が高い便利な場所でも割安価格で購入できます。少ない費用で駅前の便利な場所にマイホームを持ちたい方は、一戸建てよりもマンションのほうが有利です。

マンションのデメリットですが、他の住民と共同生活をするので厳しいルールが決められていて不自由である・メンテナンスやリフォームを自由に行うことができない、などがあります。修繕積立金の金額や使い道も管理組合の話し合いにより決められるので、意に反する場合でも従わなければなりません。共用部分のメンテナンスや修繕をする場合は、他の住民の同意を得る必要があります。マイホームであったとしても、管理組合の規定でペットの飼育が禁止されていたりベランダに布団が干せないマンションも少なくありません。マイカーをお持ちの方であれば、駐車場の台数が制限されていたり駐車料金を追加で負担する必要があります。

一戸建て住宅のメリットですが、建物のメンテナンスやリフォームの自由度が高い・自由にペットを飼育することができる・ルールに束縛されることがない、などが挙げられます。一戸建て住宅では外壁塗装や屋根の修繕工事の際に家の外観を変えたり、法律の範囲内で自由に増改築をすることが可能です。ガレージ付きの一戸建て住宅であれば、マイカーの駐車場代が不要です。注文住宅であれば、設計段階で間取りを自由に決めることができます。

一戸建て住宅のデメリットですが、木造建築物は鉄筋コンクリート造と比べて建物の寿命が短い・建物のメンテナンスや耐震性は全て自己責任で管理をする必要がある、などがあります。一戸建て住宅はマンションと比べて自由度が高いですが、修繕箇所の補修や地震対策などは全て自己責任で行わなければなりません。